海の日名古屋みなと祭花火大会   2006.7.17

観覧/撮影場所: JETTY前広場

生憎の空模様で撮影場所を迷いましたが、開始30分前に覚悟を決めて、三脚に傘を備え付け、自分は合羽を着込んでの撮影に臨みました。結果は大正解。大会時間中は雨も小降りとなって、視界も十分過ぎる程クリアで、さほど支障なく撮影、鑑賞ができました。

それにしても感動しました。磯谷さんの尺玉はハートに響きますね。すべてが完璧な形状で開花する様は畏怖すら感じます。また個人提供の追悼スターマインを特別仕立てで見せた心憎い演出には、周りにいた若いギャラリーも感激の様子でした。
そして締めのメロディー花火、持ち玉をふんだんに使って緩急つけての構成は10分間と言わずずっと見ていたいと思わせる出来映えでした。豊田、袋井の空間的広がりと物量を使ったメロディスターマインもいいけど、時間的広がりでじっくり見せる名港スタイルのメロディー花火にはまた別の魅力があります。

撮影メモ: まず場所選定。上を向かなければならないかぶりつきは雨ではつらいので最初から除外。今回はちょっと距離をとってJETTY前広場に決めました。
実は前景を積極的に取り入れての花火撮影は今回が初めてです(弁天島では半分運まかせでした)。ポートビルと観測船ふじが重ならず煩くない、筒先と水面が見える、Vトラがポートビルにかからない、小さなスターマインにはポートブリッジを前景に使える、とかなんとかそれなりにイメージして場所決めしましたが、出来上がってみるともっと左からで良かったかもしれません。なにしろ開始1時間前でも最前列取り放題、しかも観客も皆傘差し立ち見でしたから後ろに迷惑もかかりません。ある意味二度とない贅沢な撮影環境だったんですね。
雨による撮影への支障はそれほどありませんでした。ただ、三脚ヘッドにブラケットを介して傘を固定していた関係上、それが邪魔になってカメラの縦・横位置の変更が自由にならず、横でも撮りたかった5号玉以下・スタマも結局ほとんど縦位置になってしまいました。

後半の8号10号メモリアル連発はテンポが速過ぎて、玉同士が重なってしまいました。それで何とか分離しようと、消え際でレリーズを閉じて間髪入れずレリーズを開くというふうにしましたが、デジイチ固有のシャッタタイムラグによって芯抜けの連発となってしまいました(泣)。
裏を返せば、前の玉の消え口と次の玉の開発が完全に同期している訳で、磯谷さんの高度な技が見て取れます。昨年テレビで拝見した大曲でもその辺が見事にコントロールされていて、他にない風格がありましたね。
追悼スターマインとメロディに至っては、圧倒されて、幾たびかシャッタ操作やフレーミング調整を忘れてしまいました。それはそれで幸せだったので悔いなしですね。

8号・10号メモリアル花火

Art of Hanabi 〜創作花火コレクション〜

スターマイン/早打ち

メロディー花火

カメラ Canon EOS Kiss Digital N
レンズ EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
RAW現像ソフト SILKYPIX / トリミング適宜適用